目次
はじめに
さて、わりと強烈なタイトルなわけですが、私自身が39歳とオジサン真っ只中で、美的センスなどという正解がよくわからなそうなものより、数学のような答えが明確にわかる数字を重視する圧倒的な理系オジサンであります。
ですが、以前のような高度経済成長期を終え、ただ正解のものを量産するだけでは商売はなりたたず、その商品やサービスにいかに付加価値をつけられるかという時代なのではないかと考えるようになり、理系オジサンとしては、何かしらのセンスを磨く必要があると考えておりました。
なので、私自身は、最近、ユニバーサルデザインを取り入れるべく、MUD(メディア・ユニバーサル・デザイン)協会が主催している検定資格でMUDディレクター(2022年12月現在全国で213人)を取得し、さらに、UCDA(ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会)が主催するUCDA認定2級を取得するなど、様々な勉強をしてきました。
これらは、かなり体系的にユニバーサルデザインについて学べるものとなっており、できるだけ多くの人に見やすくなる手法を提供してくれるものとなっております。
その流れからさらなるセンスを求めて、最近では、美術館へ足を運んだり、美術検定4級を取得するなどもしてきました。
その中で、今回は色彩検定というものを受験してみましたので、そちらの紹介となぜオジサンがセンスが悪いかについて考察していきたいと思います。
色彩検定ついて
色彩検定とは
詳細については以下のURLからご確認いただきたいわけですが、要するに色を体系的に学ぶための検定試験となります。
さて、このウェブサイトにものすごく重要なことがかかれておりますが、色を学べは、センスが身に付く!とありますので、これを信じてみることにします。
今回、私はこちらの一番基礎的なレベルの色彩検定3級を受験して、何とか合格することができました。
勉強方法
勉強に関してはいつも通り、パラシュート学習法で、とにかく以下の練習問題を解いてみてからわからないところを調べるといった形になります。
勉強としては、こちらを電子書籍で購入して2、3回一通り解いてみました。
これで一応、合格まではできました。
試験問題としての理解はどのくらいか?
主に、色を色相、彩度、明度と分けて考えて、色を球面上でとらえるという仕組みを用いるということが把握できれば半分くらいはとれそうな気がします。
色相は24段階で、トーン(彩度と明度)で17種類(有彩色12種、無彩色5種)のイメージができれば問題ないかと思います。
その他は、光線の仕組み(波長など)や目の仕組み、色が持つ感覚、色の名称などを覚えれば合格はできるのではないかと考えます。
ただその中でも、私自身記憶力が絶望的にないので、色をPCCSでの記号で覚えないといけないところが、きわめて厄介でした。
なので、ある程度主要な番号(赤、黄、緑、青、紫)だけ覚えて、あとはその隣くらいだからこれくらいかといった感じでザックリ覚えました。
試験会場の雰囲気
さて、ここからは、試験会場での雰囲気を紹介します。
まず、何よりも女性が圧倒的に多かったと思います。
特に、高校生から大学生くらいの人が多かったと思います。
そうなると、オジサンはものすごくアウェーな雰囲気で受けることになります。
ただ、ここからわかる通り、オジサンは見つけるのが大変なくらいかなり少なく、若い男性も少ないので、男の人が色彩に関する興味があまりないのかと理解できます。
そういうわけで、男性の多くは色を体系的に学習しようとしないで、センスが身につかないため、結果としてオジサンになってもセンスが悪い状態になるのではないかと考えます。
おわりに
色に関しての勉強は義務教育では行わないため、こういった検定試験でもない限り一度も学ばずに社会人となっている人も少なくないでしょう。
ただ、仕事においてセンスがあるかないかというものは、今後より重要になっていくと思います。
ですので、仕事で一味違うセンスを見出したい人は、ぜひ一度色についての勉強をしてみることをお勧めいたします。