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【検定試験】美術検定って知ってますか?美術検定4級に合格したので、レビューしてみたいと思います。

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はじめに

まず、私は美術(アート)という分野において、まったく関心がなく38年間くらい生きてきました。というのも、例えば、ピカソが描いた絵をうまいと思ったことがなかった(正直な感想ではありますが、まともに絵も描けないくせに、だいぶ上から目線で失礼いたします。)ですが、これが世間で高く評価されているということで、自分には絵心がなく、アートの才能がないと勝手に思っていました。

さらに、文学、歴史(特に古文、漢文は勉強する価値がないとすら思っていました。)もあまり勉強せずに、仕事においても活用でき、かつ、唯一答えがはっきりする数学や物理といった分野を中心にしか勉強してきませんでした。

ですが、13歳からのアート思考という本を読んでから、アートへ対する認識が変わって、アート作品のみならず、文学、歴史に興味がわいてきました。

こちらの本は、ぜひ美術に興味がなかった人にこそ読んでほしいです!

最近では、2,3か月に1回美術館へ訪れて、アート作品の鑑賞をちょっとした趣味としております。

しかしながら、あまりにも美術からかけ離れた生活をしてきたため、美術に関する知識がほとんどない状態(中学での美術は5段階中2。印象派ってなに?っていう状態)であるため、もう少し基礎となる知識を身に付けるべく、何かいい方法がないかと探していたところ、美術検定という試験が存在することに気づいたので、今回、4級と言う一番低いグレードですが、受験してみました。

今回は、そちらのレビューをしてみたいと思います。

美術検定4級とは?

私が説明するよりも、実際の運営サイトで確認した方が圧倒的に分かると思いますので、美術検定の詳細につきましては、以下のサイトよりご確認ください。

こちらの試験の面白いところは、個人的に、アートというと、西洋美術を勝手に想像していましたが、4割以上が日本美術に関するところが含まれているところです。

美術館でアート鑑賞する際に、ほとんど日本のアートに興味を持つことはありませんでしたが、この試験の勉強に触れることで、確かに国内のアートに関しても目を向けることの大事さを認識しました。

美術検定4級の試験対策

正直、私はアートに関して右も左もわからない状態(ただ、13歳からのアート思考は読んでました。)なので、通常、なにかの資格試験を受験する場合、ほぼお金を掛けずに受験しますが、今回は、以下の本を購入して、試験に臨みました。

ART PASSの会員の方は、会員限定クーポン(2022年11月30日まで)で、4級なら20%OFFで受験できます!

美術検定4級は、1~3級と異なり、オンラインでいつでも受験可能となっていて、なんなら今すぐにでも受験できるシステムとなっております。

実際に、私自身、2022年9月23日の11時過ぎくらいに受験の申込手続きをして、12時過ぎくらいに試験結果が出るくらい、非常に簡単に受験することができます。

試験問題は全部で50問、試験時間は45分間なので、1問当たり1分かけられないような時間配分となります。

ただ、すべて4択問題となっておりますので、記述式での解答がないため分かる問題は一瞬で解答できると思います。

難易度に関してですが、こればかりは美術知識ほぼゼロの人間からすると、4級ではあるものの、それなりに難しいと思いました。

ですが、4級はオンラインでの受験が可能なため、手元に本を持ったまま受験可能ですから、時間との戦いにはなりますが、うまく使えば合格はできるかと思います。

また、ウェブサイト上に、サンプルの試験問題が用意されておりますので、こちらも多少参考になるかと思います。

試験結果

全部で50問あり、正答率60%以上で合格なので、30問正解すれば合格となりますが、結果としては48問正解で、96点で合格でした。

合格すると、以下の認定証が発行されます。

結果的にかなり高得点ではありましたが、実際の試験はある程度の知識がないと解けないレベルのものが多く、運がよかったというところもいくつかあったと思います。

さいごに

いかがでしょうか。

実は、こちらの試験を合格すると、いくつかの特典があります。

例えば、指定の美術館への割引が受けられる美術出版社書籍・雑誌の10%割引で購入できるなど、ちょっとしたことですが、ディスカウントの恩恵を受けることができます。

何かを極める年齢に関する制限がある分野(特に、例えば38歳から生まれて初めてそのスポーツを始めて日本の代表クラスになれないスポーツなど)も存在することは事実ではありますが、どんな分野においても、その分野を学習することについては、何かを始めるのに遅すぎるということはないと認識しております。

とにかく、あらゆる分野において向上心を持って学習していくことの大事さを改めて認識しました。

引き続き、アートに関して学び続けて、また進展があったら皆さんにシェアしたいと思います。

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