目次
はじめに
みなさんはUX(ユーザーエクスペリエンス)という言葉を聞いたことがありますでしょうか?私はここ最近で耳にすることが多くなった気がしております。
特に、私は仕事で印刷物やウェブを通してエンドユーザーにより効果的な方法は何かを考えることが多く、UXをよく聞くようになっていましたし、自然とユーザー視点で考えていると思い込んでいました。
そんな中、ウェブ解析士のとあるセミナーでUX検定というものがあると聞き、そのセミナーではUXの大事さみたいなこともさることながら、今後はUXがあらゆる仕事で必要になるということで、せっかくなので受験してみようと思いました。
もちろん試験なので試験対策で問題集などがあればと思ったのですが、そういったものは用意されておらず、参考図書として「アフターデジタル2 UXと自由」を推していたので、とりあえずそれを読むだけで、他の勉強は一切せず、いわばノー勉で挑みました。
結果がこれです。
合格ラインが何点なのか定かではないですが、なんとなく仮に80点だったとしたらとても悔しい結果でもう少しなにか準備できたのではないかと反省しました。
なので今回はこの試験にチャレンジしようと思っている方へは私のような経験をしないようにと、私に対しては過信に対する戒めとして記事に残そうと思います。
UX検定とは
UX検定とは、以下のように説明されております。
UX検定基礎は、UX向上の取組みに欠かせないスキルとマインドを実践的かつ体系的に学ぶ、全ビジネスパーソン向けの資格試験です。
UXインテリジェンス協会では、デジタル前提の社会で、様々な業務や状況において「ユーザー」に向き合い価値提供を行うスキル・マインドセットを「UXインテリジェンス」と定義しており、一部のスペシャリストだけでなく、すべてのビジネスパーソンに求められるものと考えています。
本資格の取得によって、UXやHCD(人間中心デザイン)の基本的な概念やその実践方法のアウトラインを理解し、自らの業務に活用するための基礎知識を有することを証明できます。
一般社団法人UXインテリジェンス協会
上記の通り、すべてのビジネスパーソン向けの資格試験ということで、仕事をしている人すべての方へ必須のスキルと言えるものとなります。
詳細な受験範囲や受験方法は上記のリンクからチェックしていただければと思いますが、特徴的な部分として、IBT(Internet Based Testing)で受験できますので、会場に行かなくても受験できるのは受験しやすい環境と言えます。
また、100問で100分なので、1分1問で解かないといけないので、そこまで時間的な余裕があるとは言えないと思いますが、その他の制約がないというのは特徴的であると思います。
試験当日
試験日時は土曜日13時からで、一般的なビジネスパーソンにとっては受験しやすい時間だとは思いますが、私は個人的に土曜日の午前中9時から11時まで運動しているのでわりと疲れた状態で試験を受けました。
試験当日は13時の少し前から試験のURLにつないで準備しておきまして、13時になったらすぐにブラウザを更新して試験を開始しました。
通信障害などの特段のトラブルもなく違和感なく受験できました。
CBTの試験を受験した方はご存知の方も多いですが、いったん回答して後で確認するなどの機能もあり、私も基本的には時間も限られて問題数も100問もあるため、いったん直観で回答して、怪しいものにチェックをして後で回答するようにしました。
難易度
難易度を答えるためには、まずは合格しないと何とも言えないわけですが、特段の勉強しなくても約8割正解したことと、いくつかの資格試験をしてきた中ではそこまで難しいものでなく、おそらくUXに関わる用語を知っていたら解ける問題が多かったので、基本的な用語の理解というのは大きな要件といえると考えております。
一つ一つは基本的に知っていれば解けるような特に難しい話ではないですが、100問もありますので基本的な用語を実際に理解しておくことは大事な要素となりますので、その状態まで個人的に落とし込んでおく必要があると思いました。
もし仮に80点が合格ラインなら難易度は普通だと思いますし、90点ならかなり知識を定着させておかないといけないことから、やや難しいと言えるかもしれません。おそらくないと思いますが、95点なら合格できる気がしません笑
さいごに
まず、UX検定基礎をノー勉で合格するのはなかなか難しい話なのかと思いました。
合格するためには、その場で考えて回答するものがほとんどなく、基本的な知識が必要であり、UXに関する勉強が必要であることがわかりました。
あと、個人的には心理学や行動経済学的なことの設問もあり、単純に興味がとてもある分野なので、知識の向上に努めたいと思います。
次回、第7回UX検定に向けては自分の知識向上のため、UX検定に向けたブログの展開を自らに課すことで独学で合格できるように取り組んでまいります。