目次
はじめに
ウェブ解析士 認定試験公式テキスト2025版が先日リリースされました。
なぜこちらの紹介をしているかといいますと、ウェブ解析士協会のテキスト改訂を運営している委員会がありまして、今回の2025年版の改訂作業に参加させていただいたからでございます。
簡単に中身の紹介などをさせていただければと思います。
ウェブ解析士公式テキスト2025年版
ウェブ解析士公式テキストの中身としては、以下の章立てとなっております。
- 第1章 ウェブ解析と基本的な指標
- 第2章 事業戦略とマーケティング解析
- 第3章 デジタル化戦略と計画立案
- 第4章 ウェブ解析の設計
- 第5章 インプレッションの解析
- 第6章 エンゲージメントと間接効果
- 第7章 オウンドメディアの解析と改善
- 第8章 ウェブ解析士のレポーティング ⇦ 今回ここの改訂作業に携わりました
- new 第9章 マーケティングにおける生成AIの活用
ウェブ解析士のテキストは、経営的な視点やテクニックを含んでおりますので、必ずしもウェブマーケターやデータアナリストだけでなく、幅広い社会人に向けての知識レベル向上としても活用できると考えております。
今回、私は、上記の第8章ウェブ解析士のレポーティングの一部を担当させていただきました。
その中の主に、統計に関する説明を充実させるべく、図やグラフを増やして分かりやすさを心がけました。
ウェブ解析だけに限らず、統計知識はいろいろなデータを分析するのに必要な知識だと思いますし、さらにその具体的な数値を使って、だれかを説得、納得してもらうためのレポーティングというのは、企業の営業活動として、あるいは、企業内の意思決定などでもとても大事なことだと思いますので、個人的な勉強も含めてチャレンジしてみました。
その他、今回は第9章に生成AIを使ったマーケティングの活用例が初めて取り上げられました。
近年の生成AIの進化は日進月歩どころか秒進分歩くらいの感覚で進化しているため、やや古い表現もあるかもしれませんが、今後のマーケティングを行う中で生成AIがとても重要な位置づけであることは間違いないので、まだ活用できていない方にとっては参考になると思います。
さいごに
2024年4月からウェブ解析士のテキスト改訂に参加して、ようやくテキストが完成して、感慨深い気持ちがあります。
また、テキストの執筆協力に自分の名前が載ることに多少の責任感もあるので、やや身が引き締まる思いもあり、今後もいかに分かりやすいレポーティングとは何か、説得力をもたせるレポーティングとは何かを考えながら自分自身スキルアップしていければと考えております。