今年は、弊社にとっては慶事が続いています。
二人の社員が結婚して、一人に赤ちゃんが誕生し、また家を購入した社員や新築する社員と、お祝い続きです。こういう嬉しいことはいくつあってもいいものです。
さて、今月も下記のニュースをお届けいたします。
◆今月のNEWS◆
1 よく見るエクセルエラーを解決!(EXCEL)
2 「ぶら下げインデント」で文章の行頭をそろえる(WORD)
◆1よく見るエクセルエラーを解決!
####【読み:シャープ】
・セルの幅が狭いために数値が表示できない
・日付や時刻のセルに負の値が入力されているため表示できない
・「1E+05」と表示される / エラーではなく数値を指数表示したもので「1E+05」=「100000」という意味です。
[原因]:セル幅より多い桁数を入力した場合。 [対策]:セル幅を広げるか、文字サイズを小さくします。
[原因]:セルが日付の設定となっている場合、マイナスの値が入力されているとエラーが出ます。(日付の表示や計算は通常1以上の正の値でなくてはいけません。) [対策]:正の値を入れなおします。 セル内で右クリック、[セルの書式設定]、[表示形式]のタブ内で、「数値や日付」に設定することが可能です。 #NULL!【読み:ヌル】
NULL intersection
・セル指定の「:(コロン)」や「,(カンマ)」がない
・セル範囲に共通部分がない
[原因]:参照するセル範囲を間違えているためエラーが出ています。 [対策]:参照するセル範囲を正しく設定します。 #VALUE!【読み:バリュー】
Wrong type VALUE
・不適切なデータが入っている
[原因]:参照値(引数[ひきすう])を間違えているためエラーが出ています。
[対策]:参照する値を正しい値へ設定します。 #DIV/0!【読み:ディバイド・パー・ゼロ】
DIVided by 0
・0で割り算を行った
[原因]:値を 「 0 」で割ると表示されるエラーです。 [対策]:正しい値を挿入します。※値を 「 0 」で割るしかない場合は、空欄か、答えとして「 0 」をいれます。 #REF!【読み:リファレンス】
A REFerence to a cell that does not exist
・セルが参照できない
[原因]:関数に含まれる参照セルがない場合に表示されます。 ※一例としては、すでに完成された数式を修正している時に、値を参照してあったセルを削除してしまう、ということが多いようです。 [対策]:参照しているセルへ、正しい値を入力します。 #NAME?【読み:ネーム】
Unrecognized NAME
・関数名やセル範囲名などの名前が正しくない
[原因]:関数名を間違えると、表示されるエラーです。 [対策]:正しい関数名を入力します。 #N/A【読み:ノー・アサイン】
Not Available value
・値がない
※サンプル画像1
例として、VLOOKUP 関数を活用して、住所録から「武田純一」さんの「住所」を検索して調べます。
上記の「サンプル画像1」の住所録イメージから住所を確認しようとした場合、「該当する名前を見つけた後、住所を調べる」という流れになると思います。 今回の例での VLOOKUP 関数では、知りたい名前を入力して、住所を一発検索をする、ということができます。その設定の最中でのエラー解決法です。
[原因]:参照しているセルが空白、または、検索対象にない間違った値(名前等)が入力されていると表示されるエラーです。 [対策]:検索したい正しい値を入力します。空白の場合は、何も表示しない、空白であるというセルの設定をしましょう。 今回の検索対象の正しい値は、「武田純一」さんです。正しく入力したら、上部の「住所:#N/A」の欄に無事表示されました。
◆2 「ぶら下げインデント」で文章の行頭をそろえる(WORD)
「ぶら下げインデント」を使うと、段落の2行目以降にインデント(空白)を設定することが可能です。たとえば見出しエリアと本文エリアを分けるのに使うと、文書がすっきりと読みやすくなります。
箇条書きの行にぶら下げインデントを適用する時は、ぶら下げインデントをそのまま設定するとレイアウトが崩れますが、そのままの状態で水平ルーラーをクリックしてインデント位置を追加するとうまくいきます。
インデントを設定したい段落にカーソルを合わせ、インデントマーカーの「△」を右方向へドラッグする
段落の2行目以降にインデントが適用され、行頭がドラッグした部分へ移動する
行頭に文字や番号が設定されている箇条書きにぶら下げインデントを適用すると、見出し部分までインデントが反映されてしまう
ぶら下げインデントを適用した状態でルーラーの左上をクリックして「L」字型のマークに切り替える。水平ルーラーから、見出しを表示したい位置(ここでは2文字目の「2」)をクリック
見出し部分が左に寄せられた