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【kViewer】ユーザー管理でkintoneのレコードの権限設定を考えてみた

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kViewerでのレコードの権限設定

はじめに

kViewerでToyokumo kintoneApp認証が使えるようになり、セキュリティ面で性能が向上しましたが、今回はそれを使って権限に応じたレコードの閲覧に関して考えてみました。

最終的なイメージは下図の通りです。

kintoneapp認証を使った権限による閲覧制限の結果の画像

やり方

やり方は極めてシンプルですが、1つだけポイントがありまして、最初のkintoneのフィールド設定に注意してください。

  1. STEP

    kintoneアプリの準備

    kintone側の設定としては下図のように、数値フィールドをドラッグ&ドロップしてフィールド名は何でもいいですが、例えば権限などとしておきます。

    数値フィールドの追加

    数値フィールドを使うというのがポイントです!

  2. STEP

    kViewerのユーザー管理の設定

    ユーザー管理の設定で属性を一つ追加して、名前は何でもいいですが、例えば分かりやすく権限としておきます。

    そして、下図のように権限に応じたメンバーの登録をしていきます。

    ユーザー管理の権限設定画像

    ここでは権限「3」が一番上の権限で、「1」が一番下の権限としています。

  3. STEP

    kViewerのレコードの絞り込み/並び順の設定

    最後に下図のようにレコードの絞り込み/並び順の設定のToyokumo kintoneApp認証を使用した絞り込み条件フィールドに「権限」、式に「≦ (以下)」、値に「権限」とします。

    レコードの絞り込み/並び順の設定画像

    数値フィールドなので以下が使えます。

    これで設定完了です。

あとは公開されたビューをそれぞれのメールアドレスのアカウントで開くと最初の画像のように権限設定に応じたレコードを閲覧することができます。

さいごに

ひょっとしたらこれよりいい方法があるのかもしれません。

ただ、グループに応じたレコードの出し分けはやったことがあったのですが、閲覧できるレコードの権限を変えるのはやったことがなく、一瞬どうしようか迷いました。

そんなとき、数値制御もできることに気づいて権限に応じたレコードの出し分けを思いついたので忘れないように覚書として残しておきます。

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