こんにちは、営業担当のTです。
クロスメディアエキスパート試験まであと13日。勉強方法には色々あると思いますが、この対策ブログではJAGATの公式受験ガイドを元に学んでいきたいと思います。公式受験ガイドはJAGATのホームページから無料で取り寄せることができます。
ただ、無料配布ではあるものの、JAGATがWeb上で公開しているものではないので、このブログ上で勝手に公開しないようにしたいと思います。そこで、公式受験ガイドとカリキュラムを照らし合わせて、重要と思われる専門用語の解説などを中心に学んでいきたいと思います。
ちなみに、公式受験ガイド以外にも、有料の書籍やセミナー(今期は既に終了)も開催されているので、そちらを購入したほうが試験対策には有利になると思います。お金がかかってますからきっと出題率が高いに違いありません笑
尚、このブログでは試験合格を目指しますが、そもそものマーケティング・メディア・コンテンツ・ITに関するスキルアップを目的にしているので、試験に出る問題のみにフォーカスはしません。クロスメディアエキスパート試験に臨まれる方はあらかじめご了承ください。試験問題に対して少し遠回りになっている部分があるもしれませんが、きっと今後役に立つはず!という意気込みで進めていきたいと思います。
それでは早速本題に入ってみましょう。
目次
マーケティングについて
そもそもマーケティングとは何か。調べてみると以下のような説明が出てきます。
商品、サービスを生産者から消費者へ円滑に移転するためのビジネス活動を指す。または、消費者側のニーズやウォンツと、サービスや製品を販売する企業の意図(適切な資本投下量で最大の販売・生産効果を目指す)を連関させるための情報収集手段のこと。つまり、情報管理から、顧客ニーズの吸い上げ作業、市場の状況など、企業が直面する外部環境と企業自身との間に、経済的によい関係性を構築するための手段のことをいう。また、そういった活動を総称してマーケティングと呼ぶ場合も多い。
普段あまりマーケティングという言葉の意味まで意識することは少ないと思うのですが、私たちが普段考えている概念とそれほど差はないと思います。ただ、「単純に販促活動のみを指しているワケではない」というのは覚えておく必要があると感じました。
次は情報収集の手法について調べてみました。
3C
顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)の頭文字を取ったもの。マーケティングの議論や分析において欠かすことのできない主体(関係者)とされている。
まずは3Cについての解説。登場キャラクターといったところ。
4C
マッカーシーの4Pを購買者視点に置き換えた概念のことで、ロバート・ラウターボーンが提唱。顧客価値(Customer value)、顧客コスト(Customer cost)、利便性(Convenience)、コミュニケーション(Communication)のこと。
販売者の視点である4Pを購買者の視点に立って置き換えた概念で、
製品(Product) →顧客価値(Customer value)
価格(Price) →顧客コスト(Customer cost)
流通(Place) →利便性(Convenience)
プロモーション(Promotion)→コミュニケーション(Communication)
となる。
顧客は価値や問題点に対する解決策を購入しているとみている。顧客は製品の獲得、使用、廃棄に至るまでの全体のコストに関心を持っている。顧客は製品やサービスができる限り簡便に利用できることを望んでいる。顧客は双方向のコミュニケーションを望んでいる。この4Cを十分検討したうえで4Pを構築することが重要と提唱されている。
4Pの話も入ってきていますが、「顧客価値(Customer value)、顧客コスト(Customer cost)、利便性(Convenience)、コミュニケーション(Communication)」この部分です。顧客が何を重要視しているか、を考える上で大事な部分です。
4P
製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、プロモーション(Promotion)の4つの頭文字を取ったもの。マーケティング・ミックスのために用いられるマーケティング・ツールを大きく4つに分けたもので、これらのツールを効果的に組み合わせ、市場から期待する反応を引き出すことが、マーケターのミッションともいえる。
こちらも基本的な用語ですね。ミッションともいえる、とまで書かれているワケですから必ず覚えておくべきでしょう。クロスメディア戦略的にはプロモーションの部分に深く関りがありそうです。
5F(ファイブフォースモデル)
経営戦略理論で自社を脅かす5つの脅威のこと。新規参入者、買手、売手、代替品、競争者の5つ。
以下の5つの脅威を踏まえたうえで自社の経営戦略を策定してゆくことが必要であると考えられています。・潜在的な新規参入者
現時点では競合になっていない今後現れるであろう新規参入者。
・買手交渉力の変化
環境の変化により欠いての交渉力が変化すること。
・供給者の交渉力の変化
複雑な流通経路の変化などが大きく影響を及ぼすこと。
・代替商品、代替技術
新たな技術や商品に取って代わられる脅威
・既存市場での競争者
競合企業との関係マーケティング戦略においても重要な視点となるため、戦略策定段階における市場分析の一手法として利用します。
ゴ・エフと読まずにファイブフォースと読みます。自社に対する脅威の視点ですね。恐れるコトではなくきちんと現状を知るということ。
SWOT分析
組織を、「強み(Strength)」「弱み(Weakness)」「機会(Opportunity)」「脅威(Threat)」の4つの軸から評価する手法のこと。企業戦略の立案時などに用いられる。「強み」「弱み」の軸は企業の内部要因であるとされ、「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」などについて分析が行なわれたうえで、それらが外部要因に対してどれほど力を発揮できるかが評価される。一方、「機会」「脅威」の軸は外部要因とされ、「経済状況」「技術革新」「規制」といったマクロ要因と「競業他社」「顧客」「ビジネスチャンス」といったミクロ要因についての分析が行なわれる。このような、内部要因と外部要因とをそれぞれ軸にした表を作成し分析することで、戦略の対処策を立案、実行することがSWOT分析である。
https://kotobank.jp/word/SWOT%E5%88%86%E6%9E%90-4781(コトバンク> ASCII.jpデジタル用語辞典> SWOT分析とは)
自社分析手法の1つ。こういった情報整理の積み重ねが大事ということですね。
6W3H
●なぜ(Why) 仕事の目的、方針、理由など、「なぜ」行うのか把握する
●何を(What) 仕事の内容、関係先など、「何を」行うのか把握する
●誰が(Who) 担当者、対象者は「誰なのか」を把握する
●誰と・誰に(with Whom)「誰と」「誰に」行うのかを把握する
●いつ(When) 仕事の納期や締め切りなど、期限は「いつなのか」を把握する
●どこで(Where) 仕事を行う場所は「どこなのか」を把握する
●どのように(How) 方法、手順を「どのように」進めるのかを把握する
●いくら(How much) 経費、費用は「いくら」かかるのかを把握する
●どれだけ(How many) 数量は「どれだけか」を把握するhttp://president.jp/articles/-/18890?page=2(山積み仕事を片づける「6W3H」とは? PRESIDENT Online)
前提条件を確認することは必須ですね。これが理解できていないと、適切な戦略を考えられません。
以上本日の用語解説でした。
次回は行動購買プロセスモデルについて学んでみたいと思います。