目次
はじめに
2022年5月、ヤフーはオンライン上でYahoo!広告を体系的に学ぶことができる無料プログラム、Yahoo!広告キャンパスをリリースしました。
そして、学習後には認定試験の受験が可能で、合格すると認定資格を取得できます。
私も約3年くらいYahoo!広告の運用に携わってきたので、ある程度自信があったことと、なんといっても認定資格を取得するとプレゼントをもらえるかもしれないということで、さっそく登録して受験してみました。
今回は、こちらの資格試験と学習ツールについてシェアしたいと思います。
Yahoo!広告キャンパスの構成
この無料の学習ツールは、以下の3つのコースがあります。
- インターネット広告の基礎
- Yahoo!広告 検索広告
- Yahoo!広告 ディスプレイ広告
そのうち、今回は、Yahoo!の検索広告とディスプレイ広告を実施しました。
学習スタイルは、カテゴリーごとにスライドを見て学んでいく形式となっています。
正直、私は毎日広告の運用画面を見ておりますので、さらっと読み飛ばしました。
最後に、認定資格の試験ができまして、制限時間が50分で40問回答する形です。
この認定資格の試験を無事合格すると、下のロゴがダウンロードできます。
というわけで、一応、両方とも合格できたので、簡単に難易度などの感想をシェアします。
難易度などの感想
難易度に関しては、前提知識や経験値にって変わってきてしまいますので、他の無料のウェブ広告の学習ツールと比べてみたいと思います。
Googleスキルショップ
なんといっても、このGoogleのスキルショップはウェブ広告の学習コンテンツだけでも数種類存在して、かつ、広告だけでなく、GoogleアナリティクスやGA4などのウェブ解析に関する知識についてもカバーしてあります。
なので、こちらと比較してしまうと、あまりにも酷な話ではありますが、学習ツールとしては見劣りすると言わざるを得ないでしょう。
学習コンテンツも難易度ごとにいくつかの種類がありますので、初めてウェブ広告やウェブ解析を勉強する方にはこちらはお勧めできると思います。
LINEキャンパス
LINEもYahoo!と同じような無料の学習ツールがありまして、仕組みは非常によくにております。
こちらは、LINEの公式アカウント用の基礎と応用、LINE広告用の基礎と応用の4つの学習コンテンツがあります。
私もこちらのLINE公式アカウント、LINE広告のBasic(基礎)の認定試験は合格したことがありますが、Yahoo!の試験と比べると、こちらのLINEの試験の方が難しかったように感じます。
LINEの認定試験は、制限時間以上に、1回受験して不合格だと、一定期間受験できない仕組みになっていて、問題もわりとランダムに出題されるため合格するということで言うと難しいのかなと思いました。
一方で、Yahoo!の認定資格の試験は、5回まで受験できるっぽくて、不合格でもすぐに受験できるということもあり、1回受験して、間違えた部分を復習すればほぼ次は合格できるのかなと思います。
実際に、私は両方とも1回目微妙に点数が足りなかったようで、2回目で合格できました。
さいごに
いつも資格試験を受けて思うことですが、いくら資格をとったところで、実践で使えるかと言ったらある程度しか使えないとしか言えないなと再確認しました。
要するにこちらの資格を取ったからYahoo!広告のすべてが理解できて、運用できるかと言ったらまったくそうは思わないと思いました。
特に、この学習の中ではコンバージョンの設定に関して、タグを入れるくらいにしか記載ないですが、実際に、Yahoo!広告でコンバージョンの設定するには、Yahoo!タグマネージャーを使って操作したりするのでタグの設定など、ウェブに関する知識がない人は難しいのかと思いました。
体系的な知識を得ることについて、非常に効果的であるとは思いますが、とにかく、実際に設定してみて、いろいろな壁にぶつかって様々な知見や経験を得ることが実際の仕事における近道かとは思います。