目次
はじめに
今回は、弊社のウェブサイトで検索されるキーワードから、「Excelのスペースを削除する関数」に関連するキーワードが多かったので、それを関数を使わずにできる方法をシェアしたいと思います。
最終系
それでは、さっそく最終系を以下の動画でご確認ください。(約2分)
なぜpowerQueryなのか?
意外と知られていないpowerQueryについて初心者の方でもすぐに使えるメリットを自分なりに説明したいと思います。
もちろん、関数(Trim、Substitute等)でもできますし、そもそもExcelのホームタブの「検索と選択」の「置換」からでも同じことはできます。
powerQueryを使う最大のメリットは、元の表の範囲を直接いじることなく、かつ、操作した方法の順序もわかり、さらに、複雑な関数を覚える必要もないということかと思います。
また、完全な表でなかったとしても、無理やりきれいな表に成型できるというメリットもあります。これは、特に広告のレポートなどをCSVなどでダウンロードした時に、完全な表になっていない場合があり、これを毎回成型しなおして使用すると思いますが、powerQueryを使うだけで、毎回の成型作業を誰でも簡単に行うことができます。
解説
それでは今回はスペースを削除するするだけですが、簡単に解説していきたいと思います。
- STEP
データの準備
まずは、不要なスペースがあるデータを用意します。
- STEP
範囲からpowerQueryへ
続いて、「データ」タブの「テーブルまたは範囲から」をクリックして、表の範囲を選択して、「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」にチェックが入っていることを確認して、「OK」をクリックする。
- STEP
値の置換
続いて、powerQueryエディタで空白を削除していきます。削除したい列を選択して、「ホーム」タブの「値の置換」をクリックする。その後、「検索する値」に「 」(全角スペース)を入力し、「変換後」は何も入力しない状態で、「OK」をクリックする。
- STEP
閉じて保存
最後にpowerQueryエディタを閉じてデータを確認していきます。
powerQueryエディタを閉じると、Excelのタブに「クエリ」というタブが新しく追加されます。編集したい場合は、こちらのタブの「編集」をクリックして、再度、powerQueryエディタを開いて修正していきます。
さいごに
いかがだったでしょうか。今回は初心者の方にも入りやすいテーマでpowerQueryを紹介してみました。ここまで読んでいただいた方にはわかると思いますが、powerQueryエディタにはまだまだたくさんの機能がありまして、とっても便利な機能が存在します。
今後はこちらについて少しずつ紹介していきたいと思います。