目次
はじめに
お問い合わせフォーム、ただ設置するだけではもったいない!kintone連携ツール「FormBridge」を活用すれば、顧客管理からデータ分析まで、問い合わせ対応を劇的に効率化できます。
本記事では、FormBridgeの機能紹介から、問い合わせフォーム作成時の注意点、よくある質問まで徹底解説。
最適なフォーム作成ツール選びのヒントと、問い合わせ対応の質を向上させるノウハウをお届けします。
kintone連携ツールFormBridgeを問い合わせフォームとして活用
FormBridgeは、Webフォームで収集した情報をkintoneへ自動連携できるツールです。
問い合わせフォームの作成・管理を効率化し、顧客情報をスムーズにkintoneに取り込むことで、その後の顧客対応や分析を加速させます。
kintone連携ツールが良い理由は、データの一元管理と業務効率化にあります。
kintone連携ツールFormBridgeとは?
FormBridgeとは、kintoneと連携することで、Webフォームの作成・管理を効率化するツールです。
FormBridgeは、kintoneと連携することで、問い合わせ内容をkintoneアプリに自動で登録できるため、手入力の手間を省き、データの一元管理を実現します。
- フォームの簡単作成(ノーコード)
- kintone自動連携
- 柔軟なカスタマイズ
- セキュアな環境
- リアルタイム集計(kViewer連携)
これらの機能により、問い合わせ対応の迅速化、顧客満足度向上、業務効率化に貢献します。
FormBridgeを活用することで、問い合わせフォームの作成からデータ管理までをスムーズに行い、より戦略的な顧客対応を実現できます。
なぜkintone連携ツールがいいのか?
何と言っても37,000社以上も導入(2024年時点)しているサービスで、ノーコードで誰でも扱える業務効率化ツールなので、これと連携できるのは最大のメリットだと言えます。
kintone連携ツールは、業務効率化に大きく貢献します。
kintoneの持つ拡張性と、FormBridgeの柔軟性を組み合わせることで、データの一元管理と業務プロセスの自動化が実現できます。
- データ入力の効率化
- 人的ミスの削減
- リアルタイム連携
- 業務プロセスの自動化
- コスト削減
例えば、FormBridgeのようなツールとkintoneを連携させることで、問い合わせフォームから得られた情報を自動的にkintoneに登録し、顧客管理や営業活動に活用できます。
これにより、手作業による転記ミスを防ぎ、迅速な対応が可能になります。
kintone連携ツールは、企業の成長を加速させるための強力な武器となるでしょう。
問い合わせフォーム作成ツールの選び方
問い合わせフォーム作成ツールを選ぶ際、重要なのは自社のニーズに合った機能が搭載されているかです。
顧客管理機能:顧客情報を一元管理し、対応履歴などを紐づけることで、よりパーソナルな対応が可能になります。
データ出力:収集したデータを分析しやすい形式で出力できることで、マーケティング戦略の改善に役立てられます。
セキュリティ:個人情報を扱うため、セキュリティ対策は必須です。SSL暗号化や不正アクセス対策などが施されているか確認しましょう。
外部ツールとの連携:kintoneをはじめとする外部ツールとの連携により、業務効率化を図ることができます。
これらの要素を考慮して、最適なツールを選びましょう。
顧客管理機能
顧客管理機能は、問い合わせフォーム作成ツールを選ぶ上で非常に重要です。
顧客管理機能が充実していると、問い合わせ内容と顧客情報を紐付けて一元管理できるため、対応状況の可視化や顧客対応の効率化につながります。
- 顧客情報の自動登録
- 過去の問い合わせ履歴
- 顧客属性による絞り込み
- 対応状況のステータス管理
- kintoneなどの外部連携
これらの機能が備わっていることで、顧客一人ひとりに合わせたきめ細やかな対応が可能になり、顧客満足度の向上に貢献します。
問い合わせフォームと顧客管理を連携させることで、より効果的な顧客関係の構築を実現しましょう。
データ出力
データ出力について解説します。
データ出力は、問い合わせフォームで収集した情報を分析・活用するために不可欠です。
データ出力形式は主に以下の種類があります。
- CSV形式
- Excel形式
- PDF形式
これらの形式でデータを出力することで、顧客管理システム(CRM)やマーケティングツールなど、他のシステムとの連携が容易になります。
例えば、CSV形式で出力した顧客データをCRMにインポートすることで、顧客情報の一元管理やメールマーケティングの効率化が可能です。Excel形式であれば、データの集計や分析が容易に行えます。
データ出力は、問い合わせフォームのデータを有効活用するための重要な機能です。
セキュリティ
情報漏洩は企業にとって大きな損失に繋がるため、セキュリティ対策は不可欠です。
セキュリティは、問い合わせフォーム作成ツールを選ぶ上で非常に重要な要素です。
- SSL暗号化
- IP制限
- アクセスログ
- WAF導入
- 二段階認証
これらの対策を講じることで、不正アクセスやデータ改ざんのリスクを低減できます。
安全なツールを選び、顧客情報を守りましょう。
外部ツールとの連携
外部ツールとの連携は、問い合わせフォーム作成ツールを選ぶ上で非常に重要なポイントです。
連携機能によって、顧客情報の管理やマーケティング活動を効率化できるからです。
- kintone
- MAツール
- CRM
- SFA
- チャットツール
これらのツールと連携することで、問い合わせ内容をkintoneに自動で登録したり、MAツールで顧客の行動履歴と連携させたり、チャットツールで迅速な対応を実現できます。
これらの連携により、顧客データの有効活用や業務効率化に繋がり、より高度な顧客対応が可能になります。
問い合わせフォームを作成する際に注意すべきポイント
問い合わせフォーム作成で重要なのは、ユーザー体験の向上です。
入力の手間を最小限に抑え、ストレスなく送信できるよう、以下の点に注意しましょう。
- 項目数を減らす: 必要最低限の項目に絞り込む。
- 動作を減らす: スムーズな入力体験を提供する。
- 全角半角対応: どちらの入力にも対応する。
- 必須・任意表示: 必須項目を明確にする。
- エラー表示: 分かりやすいエラーメッセージを表示する。
- スマホ対応: レスポンシブデザインで最適化する。
- 確認画面: 入力内容の確認画面を設ける。
- 送信後のアクション表示: 送信完了メッセージを表示する。
- デザイン: 見やすく、使いやすいデザインにする。
- セキュリティの記載: 安心感を与えるために明記する。
- アクセス解析: フォームの利用状況を把握する。
これらのポイントを意識することで、より効果的な問い合わせフォームを作成できます。
各項目の詳細についてFormBridgeでの操作画面例も含めて、以下で詳しく解説していきます。
1.項目数を減らす
項目数を減らすことは、問い合わせフォームの最適化において非常に重要です。
項目数を減らすことが重要な理由は、ユーザーの離脱率を下げ、コンバージョン率を向上させるためです。
項目が多ければ多いほど、ユーザーは入力に手間を感じ、途中で諦めてしまう可能性が高まります。
- 入力完了率UP
- 離脱率の低下
- 顧客満足度向上
項目数を厳選し、本当に必要な情報のみを尋ねることで、ユーザーはストレスなくフォームを完了させることができます。
その結果、より多くの問い合わせを獲得し、ビジネスの機会を最大化することが可能になります。
2.動作を減らす
問い合わせフォームにおいて、ユーザーの動作数を減らすことは非常に重要です。
なぜなら、入力の手間が減ることで、ユーザーが途中で離脱する可能性を低減できるからです。フォームの完了率向上に直結します。
動作数を減らす工夫として以下のような点が挙げられます。
- 入力項目の削減
- 選択肢の活用
- 住所自動入力
- 条件分岐の設定
- エラー箇所の明示
これらの工夫を行うことで、ユーザーは少ない手間で情報を送信できるようになります。
結果として、問い合わせフォームの利用が促進され、より多くの顧客情報を獲得することにつながります。
3.全角半角対応
フォームにおける全角半角対応は、ユーザーの入力の手間を減らし、データ処理の正確性を高めるために不可欠です。
全角半角が統一されていない場合、システム側でエラーが発生したり、検索時にデータがヒットしなかったりする可能性があります。
全角半角対応を行うことで、ユーザーはストレスなくフォームを利用でき、企業は正確なデータを収集・活用できます。
4.必須・任意表示
問い合わせフォームにおいて、必須項目と任意項目の表示は、ユーザーの入力完了率に大きく影響します。
必須項目と任意項目の区別を明確にすることは、ユーザーにストレスを与えず、スムーズな入力を促すために重要です。
- 必須マーク
- 任意マーク
- 色分け
- 説明文
これらの表示を適切に使い分けることで、ユーザーは入力すべき項目とそうでない項目を瞬時に判断できます。
必須項目を明確にすることで、入力漏れを防ぎ、正確な情報収集につながります。任意項目は、ユーザーの負担を軽減し、より多くの情報を収集するための選択肢となります。
5.エラー表示
エラー表示は、ユーザーがスムーズに問い合わせフォームを利用するために非常に重要です。
エラー表示が不適切な場合、ユーザーはどこを修正すれば良いか分からず、フォームの送信を諦めてしまう可能性があります。
これらのエラーが分かりやすく表示されることで、ユーザーはストレスなく修正し、送信完了まで進むことができます。
適切にエラー表示を設定し、ユーザー体験を向上させることが重要です。
6.スマホ対応
スマホ対応は、お問い合わせフォーム作成において不可欠です。
なぜなら、現代人の多くがスマートフォンを主な情報収集やコミュニケーションの手段として利用しているからです。
PCでしか閲覧できないフォームは、ユーザー体験を著しく損ない、離脱率を高める可能性があります。
スマホ対応の重要ポイントは以下の通りです。
これらのポイントをおさえることで、スマートフォンユーザーにもストレスなく利用してもらえるフォームとなり、お問い合わせ数の増加や顧客満足度の向上に繋がります。
スマホ対応を怠ると、多くの潜在顧客を逃すことになりかねません。
7.確認画面
確認画面は、ユーザーが入力した内容を送信前に確認する重要なステップです。
確認画面が重要な理由は、ユーザーが入力ミスに気づき、修正できる機会を提供できるからです。
もし確認画面がなければ、誤った情報が送信されてしまう可能性が高まります。
確認画面を設けることで、ユーザーは安心して情報を送信でき、結果として正確なデータ収集につながります。
問い合わせフォームにおける確認画面は、ユーザーエクスペリエンスを向上させるための不可欠な要素と言えるでしょう。
8.送信後のアクション表示
問い合わせフォームにおける送信後のアクション表示は、完了率向上のために非常に重要です。
アクション表示とは、ユーザーがフォーム送信後に目にするメッセージや誘導のことで、適切な表示はユーザーに安心感を与え、次の行動を促します。
アクション表示を工夫することで、ユーザーエンゲージメントを高め、顧客満足度向上にも繋がります。
9.デザイン
デザインは、問い合わせフォームの利用率を左右する重要な要素です。
なぜなら、見た目が悪かったり、使いにくいデザインだと、ユーザーはフォームの利用をためらってしまうからです。
デザインで考慮すべき点は以下の通りです。
上記を考慮し、ブランドイメージに合った、かつユーザーがストレスなく入力できるデザインを心がけましょう。
デザインに配慮することで、問い合わせフォームの利用率向上に繋がり、より多くの顧客情報を獲得できるはずです。
10.セキュリティの記載
セキュリティの記載は、問い合わせフォームの信頼性を高める上で不可欠です。
なぜなら、個人情報を入力するユーザーは、その情報が安全に保護されるかどうかを非常に気にしているからです。
セキュリティ対策が明確に記載されていれば、ユーザーは安心してフォームを利用できます。
これらの情報を明記することで、企業がセキュリティを重視している姿勢を示すことができます。
結果、問い合わせフォームの利用率向上にもつながるでしょう。
11.アクセス解析
アクセス解析は、問い合わせフォーム改善に不可欠です。
なぜなら、アクセス解析を行うことで、ユーザーがどこから来て、どのようにフォームを利用しているのかを把握できるからです。
これらの情報を分析することで、フォームの改善点を見つけ出し、コンバージョン率向上につなげることができます。
例えば、離脱率の高い項目を特定し、入力しやすいように改善したり、エラーが頻発する箇所を修正することで、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。
アクセス解析ツールを導入し、定期的に分析を行うことをおすすめします。
まとめ
本記事では、kintone連携ツールFormBridgeを活用した問い合わせフォームの活用事例について解説しました。
問い合わせフォームは、顧客との重要な接点であり、その最適化はビジネスの成功に不可欠です。
しかし、最適化を図る上で、様々な課題に直面することがあります。
- 項目が多すぎて入力が面倒
- 回答に時間がかかる
- データの管理が煩雑
- セキュリティ対策が不十分
これらの課題を解決し、問い合わせフォームを最大限に活用することで、顧客満足度の向上、業務効率化、そして最終的には売上増加に繋がります。
ぜひ、この記事を参考に、自社の問い合わせフォームを見直し、改善に取り組んでみてください。