「次のイベントで、流行りのARフォトフレームを導入してみたい」 「でも、参加者に専用アプリをダウンロードしてもらうのはハードルが高い…」
イベントやキャンペーンの企画担当者様から、このようなご相談をよくいただきます。 確かに、たった数分の体験のために数百メガバイトのアプリをインストールしてもらうのは、今のユーザーにとっては大きなストレスです。
そこで今、多くの企業や自治体に選ばれているのが、ブラウザだけで完結する「アプリ不要(WebAR)」型のフォトフレームです。
本記事では、イベント企画担当者が知っておくべき「アプリ不要」のメリット・デメリットを整理し、実際に導入して集客に成功したユニークな活用事例3選をご紹介します。
目次
イベントで「アプリ不要」のARフォトフレームを選ぶ3つのメリット
従来のARといえば「専用アプリ」が必須でしたが、現在はQRコードを読み込むだけで起動する「WebAR」が主流になりつつあります。その理由は明確です。
参加ハードルが圧倒的に低い(QRコードを読み込むだけ)
最大のメリットは「手軽さ」です。会場にあるQRコードをスマホのカメラで読み込むだけで、すぐにフォトフレームが起動します。 「アプリストアに移動して、IDを入れて…」という面倒な手順がないため、通りすがりのライト層や、IT機器に詳しくない方でも気軽に参加していただけます。
- アプリのDL不要
- 容量を気にしない
- 面倒な会員登録なし
- 機種依存のリスク軽減
SNSへの拡散(シェア)がスムーズ
WebARはブラウザ(SafariやChrome)上で動作するため簡単にアクセスでき、撮影した写真をそのままX(旧Twitter)やInstagramなどのSNSへ投稿する動線がスムーズです。 参加者が撮影した「映える写真」が拡散されることで、イベントの認知拡大(UGCの創出)が期待できます。
開発コスト・準備期間の圧縮
専用アプリをイチから開発する場合、数百万円単位の費用と数ヶ月の期間が必要になることも珍しくありません。 一方、WebAR型のフォトフレームなら、比較的安価かつ短納期で導入が可能です。「来月のイベントに間に合わせたい!」というスピード感を求めている場合にも最適です。
既存のプラットフォームを利用することで、開発期間を短縮し、イベント準備に集中できます。
導入前に知っておくべきデメリットと対策
良いこと尽くしに見えるWebARですが、導入前に知っておくべき注意点もあります。
デメリットを踏まえ、適切な対策を講じることで、より質の高いオンラインイベントを実現できます。
通信環境(電波状況)に依存する
ARフォトフレームは、多くの場合、Webブラウザを使用するため、画像処理やエフェクトの適用にインターネット接続を必要とします。そのため、 山間部の観光地や、イベント会場や設置場所の電波状況が悪いと、ARエフェクトの表示に時間がかかったり、最悪の場合、AR機能が利用できなくなる可能性があります。
クオリティの差が出やすい(無料ツール vs プロ制作)
最近は無料で自作できるツールも増えていますが、テンプレートに依存しがちで、企業イベントで使用するにはリスクも伴います。「サーバーが弱くイベント当日に止まってしまった」「企業ロゴが粗く表示されてしまった」といったトラブルも耳にします。
- デザイン性
- 表現力
- 安定性
- サポート体制
- カスタマイズ性
ARフォトフレーム導入の際は、無料ツールとプロの制作それぞれのメリット・デメリットを理解し、イベントの目的や予算に合わせて最適な選択をすることが重要です。ブランドイメージを守るためにも、商用利用の実績があるプロの制作サービスを選ぶことが安心への近道です。
【成功事例3選】アプリ不要だから実現したユニークな企画アイデア
アプリ不要で手軽に楽しめる企画は、場所やターゲットに合わせたユニークなアイデアが魅力です。既存の記念碑をSNS映えするスポットに変えたり、毎月デザインが変わるフレームで来店客を楽しませたり、期間限定のキャラクターイベントで特別な思い出を作ったりする事例があります。これらの事例について、さらに詳しくご紹介していきます。
事例1:既存の記念碑を「映えスポット」に(美術系大学様)
美術系大学様でのARフォトフレーム導入事例は、既存の記念碑を魅力的な「映えスポット」へと変貌させた点が特徴です。
ARフォトフレームを活用することで、大学の歴史的建造物や記念碑に新たな価値を付加し、学生や来訪者の興味を引きます。記念碑近くにあるQRコードを読み取ると在学生が制作したイラストやアート作品が画面上に浮かび上がり、記念碑とコラボレーションした写真が撮れる仕組みです。
- 学生の創造性を刺激
- 大学のPRに貢献
- 来訪者の満足度向上
既存の記念碑にAR技術を組み合わせることで、単なる建造物からインタラクティブなアート作品へと変化させ、学生たちの創造性を刺激し、大学のPRにも大きく貢献します。また、来訪者にとっても特別な体験となり、満足度向上に繋がっています。 ARフォトフレームは、場所の魅力を引き出し、新たな体験を提供する有効な手段です。
事例2:毎月デザインが変わる「12ヶ月連動フレーム」(商業施設様)
毎月デザインが変わるARフォトフレームは、商業施設にとって集客と顧客エンゲージメントを高める効果的な手段です。
その理由は、「1月はお正月」「10月はハロウィン」など季節やイベントに合わせてフォトフレームのデザインを更新することで、顧客は常に新鮮な体験を得られるからです。これにより、リピート率の向上とSNSでの拡散が期待できます。
- 季節感を演出
- イベントと連動
- 来店のきっかけ
- 情報発信の促進
- 顧客満足度向上
毎月変わるデザインは、顧客に「今月は何だろう?」という期待感を与え、来店を促す動機となります。さらに、ARフォトフレームで撮影した写真はSNSで共有されやすく、施設の認知度向上にも貢献します。常に新しい体験を提供することで、顧客のエンゲージメントを高め、長期的な関係を築くことができるでしょう。
事例3:期間限定「推し」と撮れるツーショット(キャラクターイベント)
ARフォトフレームは単なる記念撮影ツール以上の価値を生み出し、イベントを成功に導きます。「今、ここに来ないと撮れない」というレア感がファンの心を掴み、オリジナルグッズ購入特典やスタンプラリーのゴール特典として高い参加率を記録するでしょう。
- 参加者の手軽さ
- 待ち時間短縮
- SNS拡散効果
- イベントの話題性
- 顧客満足度向上
失敗しないARフォトフレーム導入なら「AwesomeQR」
イベントを成功させるためには、単にARを作るだけでなく、それをどうやって来場者に知らせるか(QRコードの掲示方法など)も重要です。
ARフォトフレーム導入で失敗したくないなら「AwesomeQR」がおすすめです。当社が提供する「AwesomeQR」は印刷会社としてのノウハウを活かし、ARシステムの構築だけでなく、会場に掲示するポスターやPOP、チラシの印刷までワンストップで対応いたします。
また、企業や自治体での導入実績があるので、安心して導入いただけます。
- アプリ不要・機材不要のWebARシステム
- デザイン作成からポスター印刷までワンストップ対応
- BtoB(企業・自治体)の導入実績
企業や自治体では、イベント、観光PR、広報活動など、ARフォトフレームの活用目的が多岐にわたります。実績のある企業は、様々なケースに対応してきた経験から、最適な企画・デザインを提案できます。
- 企画・提案力
- デザインの質
- セキュリティ
- サポート体制
- 費用対効果
「こんな企画は実現できる?」「予算内で提案してほしい」など、まずはお気軽にご相談ください。あなたのイベントを盛り上げる最適なプランをご提案します。
さいごに
ARフォトフレームはイベントやキャンペーンを盛り上げる強力なツールです。手軽に参加でき、SNSでの拡散も期待できるため、集客や認知度向上に貢献します。
導入にあたっては、通信環境やクオリティ管理に注意が必要です。無料ツールもありますが、プロに依頼することでより高品質な体験を提供できます。
AwesomeQRのような専門サービスを利用すれば、企画から運用までスムーズに進められます。ぜひARフォトフレームを活用して、記憶に残るイベントを実現してください。
※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。


