数式や関数を利用したセルには計算式自体は表示されず、処理結果だけが表示されます。そのため、数式や関数の含まれた社内の文書を、知らず知らずのうちに使っているケースもあるでしょう。日常的に使うぶんには問題ありませんが、数式や関数の不具合などで修正が必要な場合、あるいは作業の引き継ぎなどで説明が必要なシーンなどでは、数式自体を確認したいこともあります。
個別のセルに含まれた内容なら数式バーで確認できますが、表全体で使われている数式を俯瞰してチェックしたい場合は、「数式」タブの「数式の表示」を利用します。この機能を利用することで、計算結果の代わりに数式や関数自体を表示することができます。そのまま印刷すれば、数式そのものをプリントすることも可能です。
「数式」タブをクリックし、「数式の表示」をクリックする
セルに設定されている数式を表示できる
このままプリントすれば、数式の結果の代わりに数式自体が印刷される